鋼構造物(橋梁等)を対象とした塗膜調査

橋梁をはじめとした鋼構造物に使用されている塗料中には、PCB、鉛、クロム等の有害物質が含まれている可能性があります。

そのため、補修工事等で実施される旧塗料のはくり作業の際には、近隣の方々や作業員が有害物質を含む塗料により健康障害が生じないよう、適正な処置を講じる必要があります。

厚生労働省は、平成26年5月に「鉛等有害物質を含有する塗料の剥離やかき落とし作業における労働者の健康障害防止について」の通達を発し、塗膜に含まれる鉛等有害物の含有を事前確認する等の対策を指示しました。

また、平成30年2月には「鋼構造物塗膜調査マニュアル」(日本鋼構造協会 発行)が改正され、鋼構造物の塗料に含まれる有害物質を調査する際の方法等が追記されました。

当社では、各種構造物点検業務、土壌環境調査業務等、数多くの業務経験で培ったノウハウを最大限に活用し、安全を最優先とした現地採取、分析、報告書作成まで一貫したサービスをご提案させていただきます。

調査項目

1.試料採取計画

調査目的や既存資料、現地下見等をふまえ、安全かつ適切な調査計画を立案します。

2.現地試料採取

調査計画に基づき試料を採取します
なお、採取に際しては、安全を優先することはもちろんのこと、粉塵の飛散による二次汚染等にも十分留意して作業を行います。

3.分析・報告

調査の目的に応じた方法により分析を実施し、報告書を作成します。
以下に、分析項目の一例をご紹介いたします。

分析項目 分析方法※
溶出試験 含有量試験
産業廃棄物に含まれる金属等の検定方法
(昭和48年2月環境庁告示第13号)

JIS K 5674 鉛・クロムフリー
さび止めペイント 附属書A

塗膜中の鉛の定量

(六価)クロム 産業廃棄物に含まれる金属等の検定方法
(昭和48年2月環境庁告示第13号)

JIS K 5674鉛・クロムフリー
さび止めペイント附属書B

塗膜中のクロムの定量

PCB 産業廃棄物に含まれる金属等の検定方法
(昭和48年2月環境庁告示第13号)

令和元年10月
環境省 低濃度PCB含有廃棄物に関する測定方法

(第4版)

※ポリ塩化ビフェニル(PCB)については、「ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法」(PCB特措法)関連調査も承ります。

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